国産サフォーク羊毛紡績糸を手織り用に調整した毛糸を準備しています。
簡易的な卓上機でも小型の高機でも扱えるよう双糸にしています。

単糸のままだと糸が細いので経糸の密度が8~10本/cmになってしまい、織る際には丈夫な構造の機が要ります。
そこで、多くの方が楽しく扱えるよう双糸にしました。
クロバーの咲き織りやアシュフォードのリジット機で織れます。
双糸だったら密度は4~5本/cmなので機掛けもそんなに難しくありません。

紡績糸同士を2本どりに揃えて、足踏みの紡ぎ車で撚りをかけ、綛あげしています。
結構手間がかかりますが、秋の気配を感じる時期になっているので久々の羊毛の手触りを楽しんでいます。
10月入るころにはご案内できるといいなあ・・・